くぼたやブログ@はてな

旧くぼたや日記(はてなD終了のため移転)+盛岡思考遊戯倶楽部のブログ

きりふ・キリフ・キリバ・切り札

2年前に記事(キリフ・きりふ・切りふ : くぼた屋ウェブログ)を書いたときよりようやく「きりふ(切りふ・キリフ)」という
トランプゲームのルールが皆様のご協力のお蔭でだんだん判ってきましたのでプレイできるルールをまとめておきたいと思います。


「きりふ」は九州、主に熊本でプレイされているようです。
沖縄では「キリバ」と呼ばれており、「切り札」と呼んでいるところもあるようです。


1)プレイ人数
3人〜6人(5〜6人がいいようです)


2)使用するカード
トランプ52枚(ジョーカーを除く)またはジョーカーを入れた53枚
#最初はジョーカーなしでどうぞ。


3)カードの強さ
ジョーカー(有の場合)>スペードのA(世界と呼ぶ)>切り札となったスートのA・K・Q・J・10・9・8・‥2>一般札のA・K・Q・J・10・9・8・‥2


4)切り札のスート
決め方はローカルではいろいろあるようですが、ここでは簡単にクラブ固定で^^。


5)初期手札の枚数
5枚


6)スタートプレイヤー、プレイの回り順
初回のスタートプレイヤーは任意(じゃんけんなどで)、2回目以降は前回の勝者。
プレイの回り順は時計回り。


7)プレイの手順
1.その回のスタートプレイヤーの場合や前のプレイヤーが「おもらい」して台札がない状態で手番になったときには、
次のプレイヤーに対する台札だけを出し手番を終了する。

2.手番のプレイヤーは前のプレイヤーが出した台札をとなるカードをそのカード1枚1枚に対してより強い札を出す。
このことを「切る」という。このとき、切ったカードと切られたカードは場に捨てられる。

3.出されたすべてのカードが「切れ」た場合には、手番プレイヤーは次のプレイヤーに対して台札となるカードを出して手番を終了する。

4.台札に切れないカードがあった場合には手番のプレーヤーは切ることのできなかった台札を引きとならくてはならない。(「おもらい」宣言)
引き取った場合には、手番プレイヤーは次のプレイヤーに対して台札を出すことがてきず手番を終了する。

5.手番の終了時に手札が4枚以下になった場合には5枚になるまで山札より補充する。


8)台札の出しかた
・1枚単独
・同じ数字を2枚組、3枚組、4枚組でだせる、またこの同じ数字の組を複数組だせる(ジョーカーをワイルドカードとして使用できる)
これを「おそろい」という。このとき「おつけ」といってさらにもう一枚だせる。(ださなくてもよい)
・「階段」といって、同じスートで連続する数を3枚以上だせる(ジョーカーをワイルドカードとして使用できる)
「おそろい」「おつけ」「階段」の出し方のルールはローカル色が豊かなのでプレイ前に皆で確認してください。


9)台札をきれないとき。(「おもらい」宣言)
「おもらい」と宣言してカードをもらう。切れるカードを持っていてもわざと「おもらい」しても良い。

9)ゲームの勝者
山札がなくなったあと、 先に自分の手札をなくした順に勝ちとなる。
(勝者だけを決めるのであれば最初に手札をなくした人が勝者となる。)


参考サイト(感謝)
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http://replica-love.jp/sayonana/archives/000677.html
http://d.hatena.ne.jp/parupuru/20051230
2006-04-20 - skoharaの日記
切りふ : Tais DAyS goin to KOC

よく質問がでています。

九州・沖縄地方のトランプゲームで「キリフ」というものがあると… - 人力検索はてな
昔、実家の熊本に住んでいた頃『きりふ』というトランプゲームの… - 人力検索はてな
昔「切り札」というトランプゲームをよくやったのですが、今、ルールを思い出... - Yahoo!知恵袋
沖縄のキリバ(切り場)というトランプゲーム有名だとおもうとおもう... - Yahoo!知恵袋
トランプの切り札を知っている方はおりませぬか? - 昔家族でや... - Yahoo!知恵袋←おっ!