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「ハットトリック」の紹介

Trick-taking games Advent Calendar 2020」の4日目のエントリーです。

boardgamegeek.com


ハットトリック」は1995年にクラウス・パレッシュ氏によりデザインされたトリックテイキングゲームで現在は入手が困難ですが同じく同氏のデザインした「(ハットトリックに対応できる)シュティッヒルン」のデッキの一部を用いてプレイが可能です。
 「ハットトリック」は3スート、1~20までのランクの60枚で、4~6人でプレイができます。プレイは1トリックあたり2スートまでのフォローが可能で1トリック中に2つのスートによりそれぞれテイクが発生します。最終的に獲得した枚数の一番多いスートが1枚+1点、その他のスートは1枚ー1点となり、規定回数のディールを行い勝敗を決めるといったカードゲームです。
 このゲームのルールの良い点は(戦略上マイナス点となるが)3スート目も出すことが可能で実質的にメイフォローのリボークが無いトリックテイキングゲームとなっているところです。
 メイフォローのトリックテイキングゲームといえばこの代表的な「シュティッヒルン」の他に数寄ゲームズよりリメイクされた「知略悪略」の作者も同じくクラウス・パレッシュ氏だったということに(さらにあの「ニムト」がクラマー氏との共作であることにも)気が付きました。このメイフォローのトリテ3作の中ではいちばんプレイ感が軽いゲームだと思いますので初心者の方にも楽しめるゲームかと思います。ぜひ機会があれば遊んでみてください!

bodoge.hoobby.net


ハットトリック」レビュー記事
ハットトリック:評価:5/10(boardgame memo)
ハットトリック(海長とオビ湾のカジノロワイヤル)
ハットトリック(とりあえずゲームで!)
ハットトリック Hattrick(play:game)
スティッヒルン(ハットトリック)(あそびつながるラボ)