くぼたやブログ@はてな

旧くぼたや日記(はてなD終了のため移転)+盛岡思考遊戯倶楽部のブログ

「赤蛙青蛙」


世界遊戯倶楽部 『思宴会(しえんかい)』 コップダム・コップデン


「コップダム・コップデン」とはタイ語で「黒蛙赤蛙」という意味だそうです。
先日、教えていただいた花札でプレイする「赤蛙青蛙」というゲームとの
関係がヒジョーに気になります(謎)ですね。


(2010.9.23追記)
http://210.150.246.43/game.hp/hanafuda/2.html
こちらが相当更新サボっている間に技法がされています。


「コップダム・コップデン」と「赤蛙青蛙」とのルールの差分をまとめてみます。
両方とも3人でプレイする場合のルールです。


【使用するカード・札】
「コップダム・コップデン」は

トランプで
使用するカードはA・K・Q・J・10・9・5の各スート28枚。

「赤蛙青蛙」では

花札
「松(1月)」「梅(2月)」「桜(3月)」「牡丹(6月)」
「菊(9月)」「紅葉(10月)」「雨・柳(11月)」
の各月の札4枚づつ計28枚です。
(「藤」「萩」「菖蒲」「萩」「坊主・芒」「桐」の札は使用しません)


【ゲームの準備】
「コップダム・コップデン」は

まず適当に親を決めます。
そして親がカードを開面(のぞみ)し、割った山の一番下に見えるカードを親の左隣のプレーヤーだけが確認します。反時計回りにゲームは進むのでこのプレーヤーは1番最後に手番が回ってくるプレーヤーです。
このカードの事を「ダ」といいます。
親は「ダ」が一番下になるように開面したカードを入れ替えます(花札ののぞみ、トランプのカットと一緒です)
そして、山の上から反時計回りに手札4枚、場札4枚になるよう適当に配ってください。カードプレイは親からスタートします。

「赤蛙青蛙」でもこのあたりはだいたい同じです。

親の左隣のプレイヤーにのぞんで(山札をカットして)もらって、そのブレイヤーがのそんだ山札の一番最後の札を見て何の札か確認して、親が手四場四で札を配り、親より反時計回りでプレイを開始すればいい感じですね。


【プレイ】
「コップダム・コップデン」では

カードプレイは親からスタートします。
場札と同ランクの手札を花札の様にペシっと叩き付け、さらに山札の1番上のカードをめくり、場札に同ランクのカードがあればそれを取ります。1手番最高4枚のカードを手に入れることができますね。
ただしAは9、9はAでしか取る事ができません。
取ったカードは表向きにして自分の前に点数ごとにわかりやすく並べて置きます。
手札がなくなるまでこれを繰り返します。
手札と山札は同時になくなります。最後の山札は「ダ」ですので確認してください。

「赤蛙青蛙」では

普通の花札の花合わせのようにプレイしますのでこのあたりは「赤蛙青蛙」のほうが簡単ですね。
手番では手札から1枚を場に出し、場と同じ月のカードであればその場札と合わせて2枚の札を
取ることができます。その後山札より1枚札をめくりその札と同じ月の札が場札にあればその2枚の札
も取ることができます。


【カード(札)の点数】
「コップダム・コップデン」では

黒(スペード・クラブ)
 A・K・Q・J・10・・・・・20点
 9・5・・・・・・10点
赤(ハート・ダイヤ)
 全て0点
赤いカードは点数にならないので全てまとめてひとくくりにしておいて下さい。
重要なのは黒なのです^^ 


「赤蛙青蛙」では

「松(1月)」「梅(2月)」「牡丹(6月)」
「紅葉(10月)」「雨・柳(11月)」
の月の点数札は20点、カス札は0点、(但し雨・柳(11月)の短冊札は0点(カス札)扱い)


「桜(3月)」「菊(9月)」の月の点数札は10点、カス札は0点

後述される役で「花見酒」役になる月の札が10点、その他の月が20点と覚えるといいと思います。


【札の点数の合計点による役】
「コップダム・コップデン」では

○3人の場合基準点は80点です。
 80点以上取ったプレーヤーは全員1役もらえます。
 3人ともが80点ずつという事もありえますよ^^
○点数が120点を超える場合「テエ」というボーナスでもう一役つきます。

「赤蛙青蛙」では

全部の札の合計点は240点、3人プレイでの基準点は80点。
 80点以上で1役。
 120点以上で2役。
同じシステムですね^^ 


【出来役】
「コップダム・コップデン」では

○黒のKで黒のKを取ったプレーヤーには1役つきます。(但し「取る」事が条件)
○黒のAを2枚とも持っていたプレーヤーは1役もらえます。

「赤蛙青蛙」では

赤短役‥1役(松・梅・桜の赤い短冊札3枚役)
青短役‥1役(牡丹、菊、紅葉の青い短冊札3枚役)
花見酒‥1役(「桜に幕」と「菊に盃」の2枚役)


【最後の札をプレイするプレイヤーにつく役】
「コップダム・コップデン」では

○「ダ」プレーヤーには特典があります。
最初に確認した「ダ」カードが黒カードか赤のAであった場合無条件で1役もらえます。

「赤蛙青蛙」では

最後に山札よりめくった札が
・点数札であれば1役(カス札なら0役)
・雨の「柳に蛙」の札であれば2役
無条件でもらえます。


【その他のルール】
「コップダム・コップデン」では

○手札が配られた状態で、もし同じランクのカードが3枚以上あった場合、「ドーン」といって即上がりです。1役になります。
もし、4枚全て同ランクだった場合2役もらえます。
この場合、「ダ」は有効です。「ダ」カードが役札だった場合(黒か赤A)「ダ」プレーヤーも1役もらえます。
○最初にオープンした場札に同じランクのカードが3枚出ていた場合、親はそのうち2枚を選んで自分の物にできます。ただしA・9は例外です。

「赤蛙青蛙」では

レアケースの時のルールは詳しくは教わりませんでしたが、感じでは
・手札に同月札が3枚あった場合‥1役として示してそのままプレイ。
・手札に同月札が4枚あった場合‥2役で即上がり。
・最初の場札に同月札が3枚あった場合‥1枚出した人が3枚取れる。
・最初の場札に同月札が4枚あった場合‥全て配り直し。
かな?




(編集中。御借りしています(汗)。

★最終的な役をそれぞれ比べあい、役の差分だけチップをやりとりします。
例えばAさん3役 Bさん1役 Cさん0役だった場合、CさんはAさんに3チップとBさんに1チップ支払い、BさんはAさんに2チップ、支払います。

親を反時計回りに交代していき、適当なところで終わらせます(笑)。
典型的なギャンブルゲームです。
花札よりもシンプルで簡単ですが運要素も強く、花札を覚える前の準備ステップとしても良いかも知れません。
個人的にはこのシンプルさが凄く気にいっており、一度始めるとなかなか止められないんじゃないかと
躊躇してしまうゲームです。

(編集中。御借りしています(汗)。