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コンファメーション(ルールの紹介)

※この記事は、Trick-taking games Advent Calendar 2015の12月5日の記事として書かれました。

先日、盛岡で開催されたゲーム会でシンプルでたいへん面白いトランプをつかったトリックテイキングゲームを紹介してもらいプレイしました。後でルールの確認のためネットで調べたところ、きちんと書いてあるところが見つからなかったのでここに書いてみました。

トリテ経験者にも歯ごたえがあるゲームで、またトリテ初めて〜初心者の人にもノートランプのマストフォローなのではじめてのトリテにもたいへん良いゲームだと思いました。

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コンファメーション

  • ゲームの概要:獲得するトリック数を予想する系のトリックテイキングゲーム
  • プレイ人数:4人
  • 作者:FULL-NELSON(※マジカルアスリートの作者のかたです)
  • 作成年 1994年3月(20年もの!)
  • 使用カード:絵札を除くAから10までの40枚のカード
  • ゲームの準備:各人にカードを10枚ずつ配ります。
  • カードの強さ:10>9>8>7>6>5>4>3>2>A。切り札はありません。
  • ゲームの目的:獲得したトリック数と同数のランクのカードを最後に残す。
    • 10枚の手札で9トリックの勝負をします。最後にカードが1枚残りますのでそのカードの数(ランク)がそれまで取ったトリック数と丁度同じになっているとボーナス点がもらえます。
  • ゲーム開始:ディーラーからゲームスタート。台札として、手札から好きなカードを1枚場に出します。
  • ルール:
    • 切り札はなし(ノートランプ)のマストフォローのトリックテイキングゲームで、他の人は台札と同じスートのカードを持っている場合は出さなくてはいけません。
    • その中でもっとも大きなカードを出した人がそのトリックを獲得します。
    • もし同じスートがなければ、別のスートのカードを出すことになりますが、このときはどんなに数の大きいカードを出してもトリックを獲得できません。
    • 次のトリックは前のトリックをとった人から始めます。
    • マストフォローなので最後に残しておきたいカードを途中で出さなくてはならなくなった場合、そのカードを自分の前に公開し、最後まで残すカードとすることが出来ます。
    • そのトリックでは別のカードを出すことができます。それ以降のトリックでは公開したカードを出す必要はありません。一旦公開したカードの変更はできません。
  • ゲーム終了:9回のトリックを取り合い、手札が1枚になったところでゲーム終了。
  • 得点:
    • 取ったトリック1トリックにつき1点。
    • 最後に残したカードの数字と獲得トリック数が同じならポーナス点として10点(Aは1、10は0(1トリックもとらない)と見なします)を得ます。
    • 但し、途中で公開して残しているカードが一致した場合はボーナス点は半分の5点になります。
    • もし予想がはずれた場合でもそのことによる罰点はありません。
  • 何ゲームかプレイして、合計点の多い人を勝者とします。
  • 「コンファメーション」というのは「予約確認」という意味らしいです。

(参考サイト)
「コンファメーション(ルール)」※但しルールの記述が不十分
http://www.page.sannet.ne.jp/mikotan/cardgame/confam2.htm

「ザ・トランプゲーム」※こちらの本にルールが紹介されています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/441503862X/

「オーヘル」※類似のゲーム
http://www.gamefarm.jp/rule/ohhell.html

「ナインティー・ナイン」※類似のゲーム
http://gamefarm.jp/rule/99.html