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「テキサスショーダウン」紹介

この記事は「Trick-taking games Advent Calendar 2018」の6日目の記事です。

 今年プレイしたオリジナルなカードデッキを使ったトリックテイキングゲームの中では「テキサスショーダウン」がとても面白かったのでご紹介します。

 「テキサスショーダウン」はトリックを取ってしまうと失点になるゲームなのでトリックテイキングに慣れていない人はこの部分は面食らうかもしれませんね。ただ多くのゲームは丁度良く勝つということを要求されることが多いのでひたすら負けにいくというのは或る意味わかりやすいかもしれません。

 スートは8種類ありますが、カードの出し方のルールはマストフォローのルールなので普通ですが、スートフォローできなくでディスカードされたカードのスートもその後からマストフォローするべきスートに加わるので、ここのところは逆にフォローできなければディスカードできるという先入感があるとプレイミスが発生するところかもしれません。

 トリックに勝つことになるスートは出されたカードのスートの多数決で決まるので最後の最後まで誰が勝たされるのかは油断できません。最後にカードを出す人は他に出すカードが有っても「これしか無いんです><」と言ってカードを出して、上手くトップ目の人にカードを取らせることがヘイトを買わないコツになります。

 カードの各スートの枚数は4+5+6+7+8+9+10+11になっており1枚ずつ枚数に差がありカードの枚数は全部で60枚になり、60枚という数は3でも4でも5でも6でもちょうど割り切れるので、このゲームは3人でも4人でも5人でも6人でも全てのカードを配り切り、黒の0を持っているプレイヤーから始めるというルールのわかりやすさもGOOD。

 ゲームの終了条件は誰かが(60/人数)点以上の失点になったラウンドで終了するので、最大でも人数の数のラウンドで収束します。手札に強いカードばかりで、どうしようもない時もありますが、そこをなんとか頑張るのもプレイテクニックではあります。

 おすすめのゲームです。ぜひプレイしてみてください。